クレジットカードは、日常生活のさまざまなシーンで便利に使える決済手段です。しかし、数多くのクレジットカードの中から自分に合ったものを選ぶのは難しいものです。
そこで、このカテゴリーでは、目的別におすすめのクレジットカードと選び方について解説します。
目的別おすすめクレジットカード
記事が見つかりませんでした。
クレジットカードの選び方
クレジットカードには、さまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。そのため、まずは自分がクレジットカードをどのように使いたいのか、目的を明確にすることが大切です。
例えば、
- 普段の買い物や食事などでポイントを貯めたい
- 旅行や出張の際に、付帯サービスや補償を活用したい
- 特定のジャンル(ショッピング、グルメ、旅行など)で優待を受けたい
など、自分のライフスタイルや利用シーンに合わせて、目的を決めてみましょう。
目的が決まったら、次に重視したいことを決めます。
例えば、
- 年会費の有無や金額
- ポイント還元率
- 付帯サービスや補償
- デザイン
など、クレジットカードにはさまざまな特典やサービスがあります。そのため、自分に合った特典やサービスを重視して、クレジットカードを選びましょう。
具体的には、以下の点をチェックしてくださいませ。
- 年会費
- 国際ブランド
- カードデザイン(券面)/ステータス
- ポイント還元率
- 特典/付帯サービス
- 各種保険サービス
- スマホ決済対応
- Apple Pay/Google Payの対応
- 電子マネー
- QRコード決済
- アプリの使い勝手
- セキュリティー
チェックポイントの詳細は以下に解説していきます。
年会費
クレジットカードの年会費は、1年間の利用料金のようなものです。年会費無料のカードもありますが、有料のカードの場合、年間で数千円から数万円の費用がかかります。
年会費の金額は、クレジットカードの種類によって異なります。一般カードと呼ばれる、基本的な機能を備えたカードは、年会費無料のものが多いです。ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードは、年会費が高額になる傾向があります。
年会費は、クレジットカードの利用料金として支払うものなので、必ずかかる費用です。そのため、年会費無料のカードを選ぶことで、コストを抑えることができます。
ただし、年会費無料のカードの場合、ポイント還元率や特典が充実していないものもあります。そのため、年会費無料のカードを選ぶ際には、ポイント還元率や特典の内容も確認しておきましょう。
また、家族カードやETCカードは優良な場合も多いため確認必須です。
国際ブランド
クレジットカードには、
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
など、さまざまな国際ブランドがあります。
国内ではどの国際ブランドを選んでも困ることは殆どありません。
しかし、海外ではVISA、MasterCard以外は利用できないことが多いため、海外旅行などで使う用途があればVISA、MasterCardから選びましょう。
カードデザイン(券面)/ステータス
一般カードと呼ばれる、基本的な機能を備えたカードは、シンプルなものやキャラクターやイラストが描かれたデザインが多いです。ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードは、ブランドロゴやシンボルが大きくデザインされたデザインなど、高級感のあるデザインが多い傾向にあります。また、金やプラチナなどの金属製のデザインも、ステータス性の高いカードによく見られます。
ポイント還元率
ポイント還元率とは、クレジットカードの利用金額に応じてポイントが還元される割合のことです。たとえば、ポイント還元率が1.0%のカードであれば、100円の利用につき1ポイントが還元されます。
ポイント還元率は、クレジットカードの種類やランクによって異なり、一般カードと呼ばれる、基本的な機能を備えたカードは、ポイント還元率が0.5%程度が多いです。ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードは、ポイント還元率が1.0%以上になる場合もあります。
ポイントは、現金や商品券、ギフト券などに交換することができます。また、マイルや航空券などに交換できるカードもあります。
また、カード発行会社によっては
- 特定の店舗で還元率が上がる【ポイントアップ特約店】
- 一定の年間利用料を超えると継続特典としポイントが付与される【継続利用特典】
などもあるため基本還元率以外もしっかり確認しましょう!
特典/付帯サービス
クレジットカードには、旅行傷害保険や空港ラウンジ利用などの特典や付帯サービスが付いているものもあります。これらの特典や付帯サービスは、日常生活や旅行をより快適にしてくれるものです。
空港ラウンジ
空港ラウンジは、出発・到着時に利用できる、無料の休憩スペースです。ラウンジ内には、無料の飲み物や軽食、Wi-Fi、シャワーなどの設備が整っています。
プライオリティーパスなど空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードは、ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードに多い傾向にあります。また、一部の一般カードでも、空港ラウンジを無料で利用できるサービスが提供されています。
また、プライオリティーパスでも同伴者が有料の場合も多いので必ず確認しましょう。
コンシェルジュ
コンシェルジュとは、ホテルやレストランの予約、チケットの手配、旅行プランの作成など、さまざまな手続きを代行してくれるサービスです。
クレジットカードの付帯サービスとして、コンシェルジュサービスを利用できるサービスがあります。このサービスを利用すると、日常生活や旅行のさまざまな手続きを、専門のスタッフに任せることができます。
コンシェルジュサービスを利用できるクレジットカードは、ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードに多い傾向にあります。また、一部の一般カードでも、コンシェルジュサービスを利用できるサービスが提供されています。
コンシェルジュサービスの利用条件は、クレジットカードの種類によって異なります。一般カードの場合は、年会費を支払っている場合に利用できる場合があります。ゴールドカードやプラチナカードの場合は、年会費を支払い、さらに利用条件を満たす場合に利用できる場合があります。
優待サービス
優待サービスとは、さまざまな店舗やサービスで割引や特典を受けられるサービスです。
クレジットカードの付帯サービスとして、優待サービスを利用できるサービスがあります。このサービスを利用すると、日常生活や旅行で、お得に買い物やサービスを受けることができます。
優待サービスは、クレジットカードの種類やランクによって、内容が異なります。ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードには、より充実した優待サービスが用意されている傾向にあります。
優待サービスの内容は、カード会社や提携先によって異なります。事前に、どのような優待サービスがあるのかを確認しておきましょう。
グルメ・ベネフィット
グルメ・ベネフィットとは、レストランやカフェなどで割引や特典を受けられるサービスです。
クレジットカードの付帯サービスとして、グルメ・ベネフィットを利用できるサービスがあります。このサービスを利用すると、日常生活で、お得に食事を楽しむことができます。
グルメ・ベネフィットは、クレジットカードの種類やランクによって、内容が異なります。ゴールドカードやプラチナカードなどの上位カードには、より充実したグルメ・ベネフィットが用意されている傾向にあります。
グルメ・ベネフィットの内容は、カード会社や提携先によって異なります。事前に、どのようなグルメ・ベネフィットがあるのかを確認しておきましょう。
各種保険サービス
クレジットカードには、
- 国内・海外旅行傷害保険
- ショッピングガード保険/紛失・盗難保険
- スマホ保険
などのカード付帯保険がついています。
クレジットカードの保険サービスは、クレジットカードを選ぶ際に重要なポイントのひとつです。自分のライフスタイルやニーズに合わせて、適切な保険サービスが付帯されているクレジットカードを選ぶようにしましょう。
国内・海外旅行傷害保険
クレジットカードには、国内旅行や海外旅行の際に利用できる旅行傷害保険が付帯されているものがあります。旅行傷害保険は、旅行中の病気やケガ、盗難、賠償責任などの損害を補償する保険です。
旅行傷害保険には、自動付帯と利用付帯の2種類があります。
自動付帯
自動付帯とは、クレジットカードを保有しているだけで、自動的に保険が適用されるものです。具体的には、クレジットカードの保有者が旅行に出発する日までに、クレジットカードで旅行代金の一部を支払っていなくても、保険が適用されます。
例えば、三井住友カードの「ANA VISA Suicaカード」では、国内旅行傷害保険が自動付帯となっています。このカードを保有している人が、飛行機代や宿泊代などの旅行代金をクレジットカードで支払っていなくても、旅行中に病気やケガ、盗難、賠償責任などの損害が発生した場合に、保険が適用されます。
利用付帯
利用付帯とは、旅行代金をクレジットカードで支払うなどの条件を満たした場合に、保険が適用されるものです。具体的には、クレジットカードで旅行代金の一定額以上を支払う、または旅行代金の全額をクレジットカードで支払うなどの条件が設定されています。
例えば、JCBの「JCB CARD W」では、国内旅行傷害保険が利用付帯となっています。このカードを保有している人が、飛行機代や宿泊代などの旅行代金をクレジットカードで支払った場合、旅行中に病気やケガ、盗難、賠償責任などの損害が発生した場合に、保険が適用されます。
ショッピングガード保険/紛失・盗難保険
クレジットカードのショッピングガード保険とは、クレジットカードを利用して購入した商品が、購入日から一定期間内に盗難や破損、火災などの偶然な事故により損害を被った場合に、その損害を補償する保険です。正式名称は「動産総合保険」といいます。
ショッピングガード保険は、クレジットカード会社が会員向けに提供するサービスであり、保険料はかかりません。ただし、一部のカードでは、年会費の一部にショッピングガード保険の保険料が含まれている場合があります。
スマホ保険
クレジットカードのスマホ保険とは、クレジットカードに付帯する保険の一種で、スマートフォンの破損や故障、盗難などの損害を補償するものです。
検討する場合は以下のポイントを確認しましょう!
- 補償対象
- 補償額
- 免責金額
- 保険金請求時の手続き
なお、クレジットカード付帯のスマホ保険以外にも、独立したスマホ保険に加入することも可能です。独立したスマホ保険は、クレジットカード付帯のスマホ保険よりも補償内容が充実している場合や、保険料が安く抑えられる場合もあります。自分に合った保険を選ぶために、複数の保険を比較検討してみるのもよいでしょう。
スマホ決済の対応
クレジットカードの選び方を考える際に、スマホ決済の対応も重要なポイントです。
スマホ決済は、スマートフォンのアプリを使って支払いができる便利なサービス。
現金やクレジットカードを持ち歩かなくても、簡単に決済ができるので、近年ますます普及しています。
スマホ決済には、大きく分けて「QRコード決済」と「非接触型決済」タッチ決済と電子マネーがあります。
Apple PayやGoogle Pay
クレジットカードをApple PayやGoogle Payに登録すると、カード番号や有効期限などの情報が暗号化されて端末に保存されます。
そのため、対応したタッチ決済や電子マネーをスマホで利用でき、カードを持ち歩く必要がなく、会計時にスムーズに支払いが可能です。
しかし、サービスが開始されて以来、年々対応カードは増えてはいるものの未だ対応してないカードも多いため、スマホでタッチ決済を重視する場合は必ずチェックしましょう。
電子マネー
クレジットカードのタッチ決済対応店舗は、増えては来ているものの、電子マネーにしか対応していない店舗も多く存在します。
Apple PayやGoogle Payに対応している場合は、主要な電子マネーを利用することができますが、そうでない場合はカードで使える電子マネーは確認しておきましょう。
- Suica
- PASMO
- 楽天Edy
- nanaco
- WAON
- iD
- QUICPay
QRコード決済
QRコード決済は、スマートフォンやタブレット端末からQRコードを読み取ることで、キャッシュレス決済ができるサービスです。クレジットカードや電子マネーを連携することで、手軽に利用することができます。
しかし、すべてのクレジットカードがQRコード決済に対応しているわけではありません。また、QRコード決済とクレジットカードを連携した場合でも、ポイントが還元されないカードもあります。
そのため、PayPayなどのQRコード決済をメインで使っている人はクレジットカードを申し込む前に確認必須です。
アプリの使い勝手
クレジットカードには、利用明細の確認やポイントの管理ができるアプリが付いているものもあります。アプリの使い勝手も、クレジットカードを選ぶ際には重要なポイントのため、利用通知やUI/UXなども必ず確認しましょう。
セキュリティー
クレジットカードは、会社ごとにセキュリティーが異なります。
特に利用通知などに対応していない場合、不正利用の発見が遅れることになるため、セキュリティーを重視する場合は必ず利用通知に対応しているカードを選びましょう。
目的別おすすめクレジットカードの関連記事一覧
記事が見つかりませんでした。